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EA全般 手法

ナンピン、マーチン、両建EAは本当に危険?そのリスクと対策法を解説

ナンピン、マーチンEAって、利益がコツコツと積みあがっているように見えて、一度は試してみたくなりますよね。その効果にはちょっぴり魅力を感じます。

そんなわけで、この記事では私が実際にナンピン、マーチンEAを使った経験から、そのリスクや使い方を解説します。

ナンピンとは?

ポジションを持った状態でレートが逆行して含み損になったとき、最初のポジションと同じ方向にポジションを追加していく戦略です。

マーチンとは?

マーチンとはトレードが負けたら2倍、また負けたら2倍とロットを増やしていく戦略です。

取引の流れ Entry 1 Entry 2 (x2) Entry 3 (x4) 利益確定 ロットサイズの増加 0.1lot 0.2lot 0.4lot

ナンピン、マーチンにも色々種類がある

例えば、ポジションが勝つまで数十~無限にポジションを追加で持ち続けてナンピンするEAもあります。

1回のトレードチャンスで3回に分けてポジションをとるナンピンEAもあります。

ここでは、前者の数十~無限にポジションをとるタイプのEAのことをナンピン、マーチンとして語ろうと思います。

資産曲線の特徴

ナンピン、マーチンの資産曲線には特徴があります。資産曲線がほぼ右肩上がりの直線になり、途中に凹、または凸のような線ができます。

加えて、下の緑の線(ロットの数量)が青線の凹凸のところで大きくなっています。

この凹凸しているところが追加でポジションを持っている箇所です。

すごく儲かりそうな感じがしないでしょうか?これは含み損を抱えたらポジションを追加で持って損切りを延命していくからなのです。

損切りを延命すれば勝率100%も夢ではありません。

初心者にはオススメできない

ナンピン、マーチンは資産曲線が綺麗な線になるので見た目ですごく稼げそうに見えます。

しかし、そこには大きなリスクが潜んでおり、初心者はこのリスクに気づきにくいです。

損切りを延命すると、最終的にどこかで限界がきて、資金が一気に失われることになります。

ナンピン、マーチンEAの正体は勝率をめちゃくちゃ上げるかわりに、大きなリスクを取るEAです!

このようにナンピン、マーチンEAは大きなリスクがあるため、私も稼働はさせていないというのが現状です。

資金効率が悪い

トレードをする上で必要になってくる考え方の1つに資金効率という考え方があります。

雑に説明すると、「1円投資していくら儲けられるか」です。

ナンピンマーチンの場合は大きな含み損に耐えなければいけないため、それだけ多くの資金が必要になります。(追加でポジションを持つとレバレッジが高くなるため)

よってナンピンマーチンは多くの資金が必要になりますが、得られる利益は小さいため資金効率が悪い投資だと言えます。

それでも稼働させたい場合

ここまでナンピン、マーチンはオススメできないと言ってきましたが、全否定しているわけではなく、上級者の方や、資金管理を徹底できる方、理解があり、割り切って投資できる方であれば問題ない投資法ではあります。

ナンピン、マーチンのリスクを承知の上で稼働させる場合は専用口座を作って、資金管理を徹底するか、割り切って短期のギャンブル投資法でこまめに出金するトレードをするかになります。

短期で勝負する方法を別記事で戦略紹介してます。

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結局は使い方次第

今回はナンピン、マーチンEAについて説明しましたが、結局のところ使い方次第です。

ナンピン、マーチンに理解のある方が使えば武器になるし、理解のない方が使えばゴミとなるでしょう。

初心者の方であれば最初はナンピン以外の優秀なEAからEAを選んでみることをオススメします。

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まとめ

本記事では、ナンピン、マーチンEAについてその稼ぎやすさや危険性について解説しました。

ナンピンとマーチンは独特の戦略を持つEAであり、初心者にはオススメできず、資金効率が悪いため、多くの資金が必要になりますが、得られる利益は小さいことを説明しました。

しかし、上級者や資金管理を徹底できる方には合っている投資法です。

その場合、専用口座を作って資金管理を徹底するか、短期のギャンブル投資法でこまめに出金するトレードが良いでしょう。

結局、ナンピン、マーチンEAの効果は使い方次第であり、理解のある方が使えば武器になり、理解のない方が使えばリスクが伴います。

初心者はまずナンピン以外の優秀なEAから選ぶことをオススメします。

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