週末クローズはEA運用において重要なポイントのひとつですよね。
しかし、この重要性を理解していないままだと、大損する可能性があります。私もかつてはその重要性に気づかず、痛い目に遭った経験があります。
そこで、この記事ではEAの週末クローズの必要性について詳しく解説し、知らないと大損するかもしれないポイントをお伝えします。
MT4のEAは週末クローズするべき?

週末クローズをするべきか?しないべきか?結論は
した方がよいです。
EAによっては週末クローズしない方が成績がよくなるケースもあります。
しかし、週末クローズの必要性は成績の良し悪しの問題ではなく
リスクを回避することにあるのです。
例を挙げましょう。
週末はブローカーが稼働しておらずEAが動作しない状態になっていますが、通貨の価値は常に変動しています。
月曜になって業者のサーバーが稼働すると、いきなりチャートが飛んで窓と呼ばれるチャートを作ります。
この窓が開いた状態だとEAに備わっている最大ストップロスを超える可能性があります。
例えば、現在101円の買いポジションを持っていて、100円で損切りを設定していた場合でも、月曜日のトレード開始時に窓が開いて99円までチャートが下落していたとします。
すると100円では損切りされず99円で損切りされることになります。
このように週末にポジションを持ち越すとリスクが発生します。
1回のトレードで大きな損切りをすることはなるべく避けていった方が成績の安定にも繋がります。
バックテストから週末クローズは正しく判定できない
試しにバックテストで週末クローズしなかった場合のトレードを見てみましょう。

チャートに穴が開いたようになっている箇所が窓と呼ばれるチャートで、金曜日から月曜日の価格が飛んで大きな差がある状態です。
バックテストの様子を見ると、なんと窓の開いている真ん中あたりで損切りをしています。
こんな損切りの仕方は本番トレードではありえません。なぜなら窓の空いている土日はトレード不可です。
本番トレードでは窓が開いてすぐの価格のところ(月曜日の朝)で損切りになります。本番ではバックテストよりも損切り幅がでかくなります。
よって、バックテストでは週末クローズの影響を確認するのは不可能なことがわかりました。
バックテストで週末クローズあり、なしの結果を比較しても損切りが抑えられて、有利な状態でトレードされますのでバックテスト結果を見ても意味がないです。
スイングEAは例外
ただし、週末の値動き等は気にならないくらい大きな値幅を狙うスイングEA等は例外です。
このようなEAを途中でクローズする弊害の方が大きくなる場合もあります。
スイングといってもどのくらいの値幅狙うかによっても変わってきますので、狙う値幅によって週末クローズの有無を考えればOKです。
逆に言うと狙う値幅が小さければ小さいほど週末クローズの重要性は高くなります。
週末クローズのコード
参考程度に週末クローズについて、MQLのコードを載せます。サマータイム等は考慮していません。
// クローズ時間制限
int closeTime = 17;
if(DayOfWeek() == FRIDAY && Hour() >= closeTime) {
// クローズ処理
}週末クローズ機能がついたEAを稼働しよう
週末クローズの重要性がわかったと思いますが、EAによっては週末クローズ機能があったり、なかったりします。
なるべく週末クローズ機能があるEAを稼働させましょう。機能の有無は販売ページ等で確認できるかと思いますので、よく販売ページを見ておきましょう。
週末 クローズのツール
週末クローズ機能のないEAで週末クローズをしたい場合は、専用のツールの使用をご検討ください。
「いろいろ条件でMT4を停止・再開!」は週末クローズのみならず、色々な条件で停止、再開ができるツールになります。
このツールが1つあればMT4で稼働しているEAをすべて一括で制御することができます。
週末クローズ機能が付いていないEAで週末のリスクを回避したい方にはオススメの商品です。
まとめ
今回は、自動売買で大損するリスクを回避するために週末クローズが重要であることが説明しました。
週末クローズは成績に影響するだけでなく、リスクを回避する上で重要です。
ただし、スイングEAのように大きな値幅を狙う場合は例外です。
週末クローズの実施方法やコード、さらに専用ツールも紹介しています。
自動売買で成功するために、週末クローズの重要性を理解し、適切な対策をとりましょう。
