「MT4を使ってみたいけど、EAの作成が難しくて困っている…」 そんな悩みを抱えていませんか?
実は、MT4のEA作成はプログラミングの知識が必要なため、多くのトレーダーが挫折しがちです。
そこで、本記事では「EA作成代行サービスを活用するメリットと注意点」を詳しく解説します!
EA作成代行のメリット
EA作成のメリットは以下の通りです。
時間と労力の節約
EA作成には、MQL4言語の知識とプログラミングスキルが必要です。これらを習得するには、多くの時間と労力がかかります。
作成代行サービスを利用すれば、時間と労力を節約できるため、トレーディングに専念することができます。
さらに、自分でEAを開発することなく、専門家の力を借りて素早く市場に参入することができるため、機会損失を最小限に抑えることができます。
専門知識を活用できる
EA作成代行サービスは、MQL4言語やトレーディングの専門知識を持ったプロフェッショナルが提供しています。
そのため、自分では思いつかないような効果的な売買戦略や機能をEAに盛り込むことができます。
また、経験豊富な専門家からのアドバイスを受けることができるため、自分のトレードスキルや知識も向上する可能性があります。
これにより、より効果的な自動売買システムを構築することができます。
信頼性の向上
自分でEAを作成する場合、プログラミングのミスがあると、予期せぬトラブルや損失を招く可能性があります。
作成代行サービスを利用することで、信頼性の高いEAを手に入れることができ、安心して自動売買を行うことができます。
さらに、専門家による品質チェックやバックテストが実施されるため、実際のトレードでの安定性が向上します。
サポートが受けられる
多くのEA作成代行サービスでは、作成後のサポートも提供しています。
EAに不具合があった場合や、改善のためのアップデートが必要な場合など、プロフェッショナルのサポートを受けることができます。
加えて、市場状況の変化に対応するためのアドバイスや改善提案も受けられる場合もあります。これにより、長期間にわたってEAを活用することができます。
オリジナルEAの実現
作成代行サービスを利用することで、自分の考えた独自の売買戦略や条件をEAに反映させることができます。
これにより、他のトレーダーとは異なるオリジナルのEAを利用して、競争力のあるトレードを行うことが可能となります。
独自性の高いEAは、市場参加者が似たような戦略を持っている中で差別化を図ることができ、トレーディングパフォーマンスの向上につながります。
作成代行サービスの注意点
EA作成代行サービスを利用する際には、以下の注意点に留意してください。
評判や実績をチェックする
悪質な作成代行サービスも存在するため、評判や実績を事前にチェックすることが重要です。
インターネット上のレビューや口コミを参考にし、信頼できるサービスを選ぶようにしましょう。
例えばココナラというサイトでは評判をチェックすることができます。
https://coconala.com/services/1523720
価格と品質のバランスを考慮する
安価な作成代行サービスも魅力的ですが、品質が低い場合があります。
安価の場合はそれだけ開発にかけられる時間が少ないことを意味しますので、価格と品質のバランスを考慮し、適切なサービスを選びましょう。
明確な要望を伝える
作成代行サービスに依頼する際には、自分の求めるEAの機能や戦略を明確に伝えることが重要です。
具体的な要望を伝えることで、理想に近いEAを手に入れることができます。
例えば、以下のように明確な要望を伝えると、理想的なEAを作成しやすくなります。
- NG例:「トレンドを判断するEAが欲しい」
- OK例:「20EMAと50EMAがゴールデンクロスした場合に買いエントリーし、デッドクロスした場合に決済するEA」
20EMAと50EMAがゴールデンクロスした場合、のようにより具体的に要望を伝えることが大事です。
自分のイメージしているEAがふわっとしていると思ったEAが作ってもらえない場合があります。
保証やアフターサポートを確認する
EA作成代行サービスには、保証やアフターサポートが提供されている場合があります。
サービスによっては無保証のものもあるため、契約前に確認しておくことが望ましいです。
EA作成を依頼する際に伝えるべき重要なポイント
以下のようなポイントを明確にしておくことで、より精度の高いEAを作成してもらうことができます。
スリッページを考慮したフィルタ
スリッページとは、注文価格と実際の約定価格の差のことです。
相場が急変すると、大きなスリッページが発生することがあり、意図しない価格でエントリーしてしまう可能性があります。
対策:
- スリッページを一定以上許容するのか、厳格に制限するのかを指定する
- 例えば、「スリッページが3pips以上ならエントリーをキャンセルする」など
ストップレベル(最小許容距離)
FXブローカーごとに、ストップロスや指値注文の最小許容距離(ストップレベル)が異なります。
この設定が適切でないと、注文が拒否される可能性があります。
対策:
- 取引口座のストップレベルを確認し、それに合わせたEA設定を依頼する
- 例えば、「ストップロスは最低でも5pips以上で設定する」といった具体的なルールを決める
口座の桁数(小数点以下の表示)
FXの口座によって、価格の表示形式が「4桁(1.2345)」なのか「5桁(1.23456)」なのかが異なります。
桁数を考慮しないと、EAが正常に動作しない可能性があります。
対策:
- 「4桁口座」または「5桁口座」で動作するように指定する
- 自分の取引口座の桁数を確認し、業者に伝える
ポジションは同時にいくつまで持てるか
EAが一度に複数のポジションを持つ場合、同時保有できるポジションの上限を考慮する必要があります。
証券会社によって、ポジションの最大数が制限されていることもあります。
対策:
- 最大ポジション数を指定(例:「同時に最大5ポジションまで」)
- すでにポジションを持っている場合、新規エントリーを制限するかどうかを決める
両建ては可能か
同じ通貨ペアで買いと売りのポジションを同時に持つこと(両建て)が可能かどうかを確認する必要があります。
FX業者によっては、両建てが禁止されていることもあります。
対策:
- 「両建て可能」or「両建て不可」の条件を明確にする
- 例えば、「両建てOKだが、同じ方向のポジションのみ追加する」といったルールを決める
口座資金が足りなかったら
取引を行うには証拠金が必要ですが、口座資金が不足していると注文が拒否される可能性があります。
この場合、EAがどのように動作するべきかを決めておくと、想定外のトレードミスを防げます。
対策:
- 証拠金が不足している場合、エントリーを中止するのか、ロットサイズを自動調整するのかを指定する
- 例えば、「口座資金が最低〇〇ドル以下の場合、新規エントリーを停止する」といった条件を設定
カスタマイズ性の向上
作成代行サービスを利用することで、既存のEAでは実現できないカスタマイズ性の高いEAを作成することが可能となります。
自分の取引スタイルやリスク許容度に合わせたカスタマイズを行うことで、より適切なトレード環境を整えることができます。
さらに、市場状況や自分の戦略が変わった際にも、迅速にEAの調整が可能です。これにより、継続的に競争力のあるトレードを行うことができます。
適切なコミュニケーションが重要
EA作成代行サービスを利用する際は、適切なコミュニケーションが重要です。
サービス提供者との連携を密に行い、EA開発の進捗状況や変更点について定期的に確認することで、理想的なEAが完成する可能性が高まります。
また、トレード戦略やリスク管理に関する相談を行うことで、より効果的な売買が可能となるEAに仕上げることができます。
適切なコミュニケーションを心掛けることで、最終的に満足のいくEAが完成するでしょう。
まとめ
MT4のEA作成が難しい場合は、作成代行サービスに依頼することで、時間と労力の節約や専門知識の活用、信頼性の向上などのメリットが得られます。
ただし、作成代行サービスを利用する際には、評判や実績をチェックし、価格と品質のバランスを考慮して選択しましょう。
また、自分の要望を明確に伝えることで、より効果的なEAを手に入れることができます。保証やアフターサポートが提供されているかも確認しておくと、安心してサービスを利用することができます。
作成代行に頼らず自作をしたい方
ここまで作成代行を紹介してきましたが、作成代行に頼らずに自分でEAを作成したい方は自作EAの作り方を解説しております。参考にしてください。