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MT4用EA「Hydrangea」の実力は?評判と特徴を徹底解説

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MT4用EA「Hydrangea」の実力は?評判と特徴を徹底解説
トム

トム

現役エンジニア(本業はJavaバックエンド)。以前はMT4のEAを自作してFX自動売買をしていました(現在は引退)。今はポイ活を「時給」で検証・攻略しています。

仲値EA「Hydrangea(ハイドランジア)」は、損切り幅30pipsという浅いSLが特徴のドル円専用EAです。GogoJungleで28,000円(税込)で販売されているほか、EA-BANKでも無料で入手できます(lets-realは2026年9月時点で販売停止)。

この記事では、Hydrangeaのロジック、バックテストとフォワードの成績、口コミ、入手方法を解説します。成績は2026年9月時点の販売ページで確認し直した数値です。

Hydrangeaとは?

基本スペック

項目内容
通貨ペアUSD/JPY
時間足M5(5分足)
取引スタイルデイトレード、スキャルピング
最大ポジション数1
最大ストップロス30pips(時間決済あり)
テイクプロフィット1000(実質は時間決済・テクニカル決済が中心)
両建て/ナンピン/マーチンなし/なし/なし
取引頻度年120回程度(週2〜3回)
販売開始2021年7月(GogoJungle)
開発者金ツッパ侍(Kintuppa)

最大ポジションが1、損切りが30pipsと小さいので、1回の負けで失う金額を計算しやすく、資金管理が楽なEAです。

ロジック:時間アノマリー×テクニカル

特徴

  • ロジックは、「時間アノマリー」と「テクニカル分析」のハイブリッド構成
  • 損切り幅を30pipsと浅い

仲値(アノマリー)EAなので、特定の時間帯に発生しやすい為替の偏りを軸にしています。ただし、エントリーするかどうかはテクニカル的な優位性で判断します。

一般的なアノマリーEAは「指定時刻にエントリーし、指定時刻に決済する」作りが多く、タイミングが雑になりがちです。Hydrangeaはこの弱点を次の3つで補っています。

  • 指定時間になっていなくても、テクニカル的に有利ならエントリーする
  • 指定時間になっても、チャートが不利ならエントリーを見送る
  • 時間決済・TP決済・テクニカル決済の複数の条件で決済する

仲値に加えて、ゴトー日(5と10のつく日)や週・月単位の需給も判断材料にしています。アノマリーEAの仕組みは下の記事で解説しています。

あわせて読む仲値EA(アノマリーEA)の特徴とオススメEA7選仲値EA(アノマリーEA)は本当に勝てるのか徹底解説。9時55分に向けたロジックの仕組みとオススメ仲値EA7選を紹介します。

SL30pipsだからロットを大きくできる

Hydrangeaの最大の特徴は、一般的な市販EAより損切り幅が小さいことです。同じリスクなら大きめのロットで運用できるので、資金効率がよくなります。

例えば、証拠金100万円でリスクを2%に設定した場合、SL100では0.2ロットしか運用できませんが、SL30であれば0.66ロットの運用が可能になります。

ストップロス幅とロットの違い

ストップロス100pips

  • 証拠金100万円・リスク2%
  • 運用できるのは 0.2ロット

ストップロス30pips(Hydrangea)

  • 証拠金100万円・リスク2%
  • 運用できるのは 0.66ロット

ストップロスが浅いほど、同じリスクでロットを大きく設定できます。

計算式は「ロット数 = 許容損失額 ÷(SLのpips × 1pipsあたりの損益)」です。ドル円0.1ロット(1万通貨)の1pipsは約100円なので、許容損失2万円・SL30pipsなら約0.66ロットになります。ロット計算の考え方は最適なロット数の決め方で解説しています。

Hydrangeaのパフォーマンス

EAを評価するときは、バックテスト、フォワードテスト、実際の利用者の声の3つを見ます。特に重要なのは、バックテストとフォワードの差です。

バックテスト結果

Hydrangeaのバックテスト結果

GogoJungleの販売ページに掲載されている、約5年分(2018年1月〜2022年11月)のバックテストの主な数値です。

項目数値
バックテスト期間約5年(2018年1月〜2022年11月)
プロフィットファクター1.84
勝率64.3%
平均利益11.03pips
平均損失−10.78pips

平均利益と平均損失がほぼ同じ(リスクリワード約1.0)で、勝率64%で利益を出す構造です。

開発者はEA-BANKの商品ページで、より長期のバックテストも公開しています(Tick Data Suiteの変動スプレッドで検証)。

期間結果
2012年1月〜2020年4月PF1.82、勝率65%、最大DD185pips、100か月中83か月がプラス
2003年5月〜2020年4月年単位のマイナスなし(最適化は2012年以降のデータで実施)

最適化に使っていない2003〜2011年でも成績が崩れていない点は、過剰最適化(カーブフィッティング)が小さいことを示す材料になります。

フォワードテストの成績

下はGogoJungle公式のフォワードです。

項目2026年9月時点
運用開始2021年6月
収益率(全期間)+59.95%
プロフィットファクター1.13
勝率55.0%(384勝/698回)
平均利益/平均損失1,827円/−1,971円
最大ドローダウン16.0%(47,004円)

約5年間のフォワードで収益率+59.95%と、トータルではしっかりプラスです。一方で、PFはバックテストの1.84から1.13へ、勝率は64%から55%へ下がっています。

バックテストより成績が落ちるのはどのEAでも普通のことですが、Hydrangeaも例外ではありません。購入を検討するときは、バックテストではなくフォワードの数値を基準に期待値とドローダウンを見積もりましょう。

これは過去の結果であり、将来はマイナスになることもあります。

仲値EAは、2〜3年単位でドローダウンが続く時期があります。後で紹介する口コミでも「約2年かけて高値更新」と言われているとおり、GogoJungleのフォワードでも2023年1月〜2024年8月の約1年7か月は高値を更新できませんでした。さらに2025年5月の高値を2026年10月時点でも下回っており、直近1年のPFは0.95です。止めどきの考え方はEAの稼働停止ルール、ドローダウンの見方は下の記事を参考にしてください。

あわせて読むEAの最大ドローダウンとは?相対ドローダウンとの違いと目安EAの最大ドローダウンは、資産がピークから最も大きく減った金額です。相対・絶対ドローダウンとの違い、MT4レポートでの見方、必要資金を逆算する計算例、リカバリーファクターとの関係まで解説します。

筆者の口座での稼働結果

下は筆者の口座で稼働させた結果です(2023年12月時点)。

筆者の口座でのHydrangeaの損益曲線(2023年12月時点)

撮影時点では損益曲線は右肩上がりで、実際の運用環境でも利益を積み上げられていました。ただし、GogoJungleのフォワードと同じく、バックテストほどの安定感はない前提で見ておくのが現実的です。

利用者の口コミ・評判

Hydrangeaの利用者の声をまとめると、次のようになります。

分類内容
よい評判SLが30pipsと浅く、ロット管理がしやすい。精神的な負担が少ない
よい評判作者自身も使っているという声がある。アップデートでTPやトレールも設定できるようになった
よい評判週2〜3回の取引なので、頻繁に監視しなくてよい
気になる点取引頻度が控えめで、資金が遊ぶ時間が長い
気になる点連続でSLにかかる日や、2年近いドローダウン期間がある

以下はSNSでの口コミです。

7連続SLの日があっても「バックテストの想定内」と判断して稼働を続けている人もいます。事前に最大ドローダウンを把握しておけば、こうした場面でも慌てずに済みます。

Hydrangeaの入手方法

HydrangeaはGogoJungleとEA-BANKの2つの方法で入手できます。以前販売していたlets-realは、2026年9月時点で販売停止です。

入手先費用特徴
GogoJungle28,000円で購入国内FX業者を含め、好きな口座で使える
lets-real販売停止(2026年9月時点)商品ページは残っているが購入できない
EA-BANK無料指定の海外FX業者で口座開設が必要

GogoJungleで購入する

GogoJungleは国内最大級のEAマーケットプレイスです。販売ページでは、バックテスト結果やフォワード成績が随時更新されています。販売価格は28,000円(税込)です。

lets-realは販売停止中

リアル口座の実績でEAを選べる販売サイトのlets-realでも、以前は同じ28,000円で販売されていました。ただし、2026年9月時点の商品ページは「販売停止」表示で、購入できません。再開の有無は商品ページで確認してください。サイトの特徴はlets-realの特徴とEAの購入方法で解説しています。

EA-BANKで無料で入手する

EA-BANKは、指定のFX業者で口座を開設して利用申請すると、EAを無料で使えるサービスです。Hydrangeaも2026年9月時点で提供されています。

あわせて読むEA-BANK(EAバンク)の評判は?メリット・デメリットと始め方EA-BANK(EAバンク)の評判を良い口コミ・悪い口コミの両面から整理。100超のEAが無料になる仕組み、10万円入金などの利用条件、始め方の手順、TRADERS-proとの違いまで解説します。

ただし、EA-BANKの対象業者はXMTradingやTitanFXなどの海外FX業者です。国内業者とは入出金やレバレッジ、信託保全の仕組みが異なるので、違いを理解したうえで選びましょう。国内業者でじっくり運用したい人は、GogoJungleで購入するのが無難です。

ea-bank.com で見る

まとめ:Hydrangeaはこんな人に向いている

Hydrangeaは、時間アノマリーとテクニカル判断を組み合わせたドル円専用EAです。

  • SL30pips・最大1ポジションで、損失を計算しやすく資金管理が楽
  • 開発者公表の長期バックテストでは、2003年以降で年単位のマイナスなし
  • フォワードは約5年で+59.95%。ただしPFは1.13で、バックテストより控えめ
  • 取引は週2〜3回。長めのドローダウン期間を受け入れられる人向け

「指定時刻に必ず売買する」一般的なアノマリーEAと違い、テクニカル的に有利な場面だけを選ぶ設計です。開発者が「売るためではなく、自分が稼ぐために作った」と述べるとおり、見栄えよりも実運用を重視したEAといえます。浅い損切りで堅実に運用したい人は、フォワードの数値を基準に検討してみてください。

※本記事は情報提供を目的としたもので、特定のEA・金融商品の売買を推奨するものではありません。FX(外国為替証拠金取引)は元本が保証されておらず、レバレッジにより預けた証拠金を上回る損失が発生する可能性があります。記事内の成績・数値は過去の実績であり、将来の利益を保証するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。

QUEST CLEAR!

最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
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トム

この記事を書いた人トム

・現役エンジニア(本業はJavaバックエンド)
・以前はMT4のEAを自作してFX自動売買をしていました(現在は引退)
・今はポイ活を「時給」で検証・攻略しています