仲値EA「Hydrangea(ハイドランジア)」は、損切り幅30pipsという浅いSLが特徴のドル円専用EAです。GogoJungleで28,000円(税込)で販売されているほか、EA-BANKでも無料で入手できます(lets-realは2026年9月時点で販売停止)。
この記事では、Hydrangeaのロジック、バックテストとフォワードの成績、口コミ、入手方法を解説します。成績は2026年9月時点の販売ページで確認し直した数値です。
Hydrangeaとは?
基本スペック
最大ポジションが1、損切りが30pipsと小さいので、1回の負けで失う金額を計算しやすく、資金管理が楽なEAです。
ロジック:時間アノマリー×テクニカル
特徴
- ロジックは、「時間アノマリー」と「テクニカル分析」のハイブリッド構成
- 損切り幅を30pipsと浅い
仲値(アノマリー)EAなので、特定の時間帯に発生しやすい為替の偏りを軸にしています。ただし、エントリーするかどうかはテクニカル的な優位性で判断します。
一般的なアノマリーEAは「指定時刻にエントリーし、指定時刻に決済する」作りが多く、タイミングが雑になりがちです。Hydrangeaはこの弱点を次の3つで補っています。
- 指定時間になっていなくても、テクニカル的に有利ならエントリーする
- 指定時間になっても、チャートが不利ならエントリーを見送る
- 時間決済・TP決済・テクニカル決済の複数の条件で決済する
仲値に加えて、ゴトー日(5と10のつく日)や週・月単位の需給も判断材料にしています。アノマリーEAの仕組みは下の記事で解説しています。
Hydrangeaのエントリーと決済の判断
一般的なアノマリーEAは「指定時刻にエントリーし、指定時刻に決済する」。Hydrangeaは時刻とテクニカルの両方で判断する。
ケース1:指定時刻の前
ケース2:指定時刻になった
決済:複数の条件で判断
損切り(SL)は最大30pips。最大ポジション数は1。
※時間軸と指定時刻の位置は説明用の模式図です。
仲値EA(アノマリーEA)の特徴とオススメEA7選仲値EA(アノマリーEA)は本当に勝てるのか徹底解説。9時55分に向けたロジックの仕組みとオススメ仲値EA7選を紹介します。
SL30pipsだからロットを大きくできる
Hydrangeaの最大の特徴は、一般的な市販EAより損切り幅が小さいことです。同じリスクなら大きめのロットで運用できるので、資金効率がよくなります。
例えば、証拠金100万円でリスクを2%に設定した場合、SL100では0.2ロットしか運用できませんが、SL30であれば0.66ロットの運用が可能になります。
ストップロス幅とロットの違い
ストップロス100pips
- 証拠金100万円・リスク2%
- 運用できるのは 0.2ロット
ストップロス30pips(Hydrangea)
- 証拠金100万円・リスク2%
- 運用できるのは 0.66ロット
ストップロスが浅いほど、同じリスクでロットを大きく設定できます。
計算式は「ロット数 = 許容損失額 ÷(SLのpips × 1pipsあたりの損益)」です。ドル円0.1ロット(1万通貨)の1pipsは約100円なので、許容損失2万円・SL30pipsなら約0.66ロットになります。ロット計算の考え方は最適なロット数の決め方で解説しています。
Hydrangeaのパフォーマンス
EAを評価するときは、バックテスト、フォワードテスト、実際の利用者の声の3つを見ます。特に重要なのは、バックテストとフォワードの差です。
バックテスト結果

GogoJungleの販売ページに掲載されている、約5年分(2018年1月〜2022年11月)のバックテストの主な数値です。
平均利益と平均損失がほぼ同じ(リスクリワード約1.0)で、勝率64%で利益を出す構造です。
開発者はEA-BANKの商品ページで、より長期のバックテストも公開しています(Tick Data Suiteの変動スプレッドで検証)。
最適化に使っていない2003〜2011年でも成績が崩れていない点は、過剰最適化(カーブフィッティング)が小さいことを示す材料になります。
フォワードテストの成績
下はGogoJungle公式のフォワードです。
約5年間のフォワードで収益率+59.95%と、トータルではしっかりプラスです。一方で、PFはバックテストの1.84から1.13へ、勝率は64%から55%へ下がっています。
バックテストより成績が落ちるのはどのEAでも普通のことですが、Hydrangeaも例外ではありません。購入を検討するときは、バックテストではなくフォワードの数値を基準に期待値とドローダウンを見積もりましょう。
これは過去の結果であり、将来はマイナスになることもあります。
仲値EAは、2〜3年単位でドローダウンが続く時期があります。後で紹介する口コミでも「約2年かけて高値更新」と言われているとおり、GogoJungleのフォワードでも2023年1月〜2024年8月の約1年7か月は高値を更新できませんでした。さらに2025年5月の高値を2026年10月時点でも下回っており、直近1年のPFは0.95です。止めどきの考え方はEAの稼働停止ルール、ドローダウンの見方は下の記事を参考にしてください。
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筆者の口座での稼働結果
下は筆者の口座で稼働させた結果です(2023年12月時点)。

撮影時点では損益曲線は右肩上がりで、実際の運用環境でも利益を積み上げられていました。ただし、GogoJungleのフォワードと同じく、バックテストほどの安定感はない前提で見ておくのが現実的です。
利用者の口コミ・評判
Hydrangeaの利用者の声をまとめると、次のようになります。
以下はSNSでの口コミです。
hydrangeaはSL小さくてメンタルに優しいアノマリー+テクニカルEA!
— うえっち (@yaiyaiuetti) March 29, 2023
最近のアップデートで自分の好みに合わせてTPやトレールも設定できるようになったから自分は2パターンで運用してます!
作者さん自身も使っていらっしゃるので信頼できます!#EA #FX #自動売買 https://t.co/KPkhvNaz2Z
自分が初心者にFX自動売買勧めるなら(勧めないけど)、アノマリータイプかつ損切りが浅いものがいいと思う。
— りすばる (@risubaru1) July 16, 2022
市販のやつなら「時間は平等」か「hydrangea」。
MT4の設定で挫折するようなやつなら、「自動売買向いてないからやめとけ」で終わり。
これが一番親切だと思う。
本日のHydrangeaのLong 7連続SLについての考察。
— たくみ (@takmifx) December 1, 2022
同じく同日Long 7連続SLが、最大DD期に発生しています。ですので、今回のDDは想定の範囲内です。
よって、私はロット変更せず稼働しつづけます。
運悪くまた大きなDD食らったら想定外なので停止するかもですが。
図は2011/1~昨日までのTDSのBTです。 pic.twitter.com/iAJZfwczCN
Hydrangea約2年かけて高値更新してますね。
— Zigret -music&health&expertadviser- (@Zigret) November 28, 2024
下半期の勝ちっぷりは凄まじい。
どの仲値EAもだいたい戻しそうなものが多い。長いドローダウンだがしゃーない pic.twitter.com/LD2lfgQsiE
7連続SLの日があっても「バックテストの想定内」と判断して稼働を続けている人もいます。事前に最大ドローダウンを把握しておけば、こうした場面でも慌てずに済みます。
Hydrangeaの入手方法
HydrangeaはGogoJungleとEA-BANKの2つの方法で入手できます。以前販売していたlets-realは、2026年9月時点で販売停止です。
GogoJungleで購入する
GogoJungleは国内最大級のEAマーケットプレイスです。販売ページでは、バックテスト結果やフォワード成績が随時更新されています。販売価格は28,000円(税込)です。
lets-realは販売停止中
リアル口座の実績でEAを選べる販売サイトのlets-realでも、以前は同じ28,000円で販売されていました。ただし、2026年9月時点の商品ページは「販売停止」表示で、購入できません。再開の有無は商品ページで確認してください。サイトの特徴はlets-realの特徴とEAの購入方法で解説しています。
EA-BANKで無料で入手する
EA-BANKは、指定のFX業者で口座を開設して利用申請すると、EAを無料で使えるサービスです。Hydrangeaも2026年9月時点で提供されています。
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ただし、EA-BANKの対象業者はXMTradingやTitanFXなどの海外FX業者です。国内業者とは入出金やレバレッジ、信託保全の仕組みが異なるので、違いを理解したうえで選びましょう。国内業者でじっくり運用したい人は、GogoJungleで購入するのが無難です。
ea-bank.com で見るまとめ:Hydrangeaはこんな人に向いている
Hydrangeaは、時間アノマリーとテクニカル判断を組み合わせたドル円専用EAです。
- SL30pips・最大1ポジションで、損失を計算しやすく資金管理が楽
- 開発者公表の長期バックテストでは、2003年以降で年単位のマイナスなし
- フォワードは約5年で+59.95%。ただしPFは1.13で、バックテストより控えめ
- 取引は週2〜3回。長めのドローダウン期間を受け入れられる人向け
「指定時刻に必ず売買する」一般的なアノマリーEAと違い、テクニカル的に有利な場面だけを選ぶ設計です。開発者が「売るためではなく、自分が稼ぐために作った」と述べるとおり、見栄えよりも実運用を重視したEAといえます。浅い損切りで堅実に運用したい人は、フォワードの数値を基準に検討してみてください。
※本記事は情報提供を目的としたもので、特定のEA・金融商品の売買を推奨するものではありません。FX(外国為替証拠金取引)は元本が保証されておらず、レバレッジにより預けた証拠金を上回る損失が発生する可能性があります。記事内の成績・数値は過去の実績であり、将来の利益を保証するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。