歩くだけでお金が貯まるなら、毎日の散歩も少しは楽しくなりそうですよね。
ただ、ポイ活アプリのレビューを読むと「月1,500円」と「月100円」が平気で並んでいて、どっちを信じればいいのか迷います。
トリマで貯まる額は、移動距離と広告の見方でほぼ決まります。
歩数だけなら月100円に届かず、通勤などの移動と動画視聴を組み合わせて月300円前後、ガチャやゲームまで使い込んでやっと月1,000円以上が見えてきます。
私の実際の歩数データも使って、交換レートと手数料まで含めた「手元に残る額」を計算しました。
この記事でわかること
- トリマでマイルが貯まる仕組み(タンクと歩数)
- 1日・1か月で貯まるマイルと金額の目安
- 120マイル=1円・手数料20%という交換レートの中身
- 位置情報・バッテリーなど、使う前に知っておきたい注意点
トリマとは?歩数と移動でマイルが貯まるポイ活アプリ
トリマとは、移動距離と歩数に応じて「マイル」が貯まり、電子マネーや他社ポイントに交換できる無料のポイ活アプリです。
App Storeでの正式名称は「トリマ-歩数・移動でポイント!散歩やウォーキングでお金を稼ぐ」で、iPhoneとAndroidの両方で使えます。
スマホをポケットに入れて過ごすだけで記録が進むため、ポイ活アプリの中でも手間の少ない部類に入ります。
その代わり、貯まったマイルを受け取るには「回収」の操作が必要で、ここで広告を見るかどうかが獲得量を大きく左右します。
仕組みを知らずに使うと「全然貯まらない」と感じやすいアプリなので、先に全体像を押さえておきましょう。
運営会社とアプリの基本情報
運営はジオテクノロジーズ株式会社(GeoTechnologies, Inc.)で、カーナビやMapFanの地図データを手がけてきた旧インクリメントPです。
地図の会社が作った移動アプリと聞くと、位置情報を扱う理由にも納得がいきます。
App Storeでの評価は4.3で、評価件数は371,403件にのぼります(2026年10月11日時点)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売元 | GeoTechnologies, Inc. |
| 価格 | 無料(アプリ内アイテムあり) |
| 最新バージョン | 10.4.4(2026年10月1日公開) |
| 対応OS | iOS 16.0以降(App Storeの表記)/Android |
| App Store評価 | 4.3(371,403件・2026年10月11日時点) |
マイルが貯まる2つの仕組み(タンクと歩数)
トリマのマイルは「移動のタンク」と「歩数の足跡」の2本立てで貯まります。
移動は電車・車・自転車を含めた距離がタンクに溜まり、歩数は1,000歩ごとに足跡が1つ増えます。
どちらも自動で記録されますが、マイルになるのはアプリを開いて回収したときだけです。
しかもタンクには保有数の上限があり、歩数の足跡は翌日に持ち越せません。
放っておくと記録が止まったり消えたりするので、1日1〜2回はアプリを開く習慣が前提になります。
トリマのマイルの貯め方4つ
トリマのマイルは、移動・歩数・広告視聴・その他の上乗せの4ルートで貯まります。
中心になるのは移動と歩数で、広告視聴はこの2つの獲得量を増やす「倍率」の役割です。
ガチャやアンケート、ミッションは毎日の上乗せで、ここを使うかどうかで月の合計が数百円単位で変わります。
それぞれの数値をまとめると、次のとおりです。
| 貯め方 | 条件 | 動画なし | 動画あり |
|---|---|---|---|
| 移動(タンク) | 10km(5倍速なら約2km)で1タンク | 15マイル | 60〜100マイル(ランクで変動) |
| 歩数(足跡) | 1,000歩で1足跡 | 15マイル | 60マイル |
| ガチャ | タンク・足跡の回収時など | ― | 最大1,000円分 |
| アンケート・ミッション | 回答・カード発行など | 案件ごと | 案件ごと |
移動で貯める:10kmで1タンク、5倍速なら2km
移動のマイルは、10km進むごとにタンクが1本満タンになる仕組みです。
「動画を見て5倍速」ボタンで動画広告を見ると3時間だけ「5倍速」になり、約2kmで1タンク溜まります。
徒歩だけでなく電車や車の移動も対象なので、通勤距離が長い人ほど有利です。
往復20kmの通勤なら、通常は2タンク、5倍速を維持できれば10タンク前後が目安になります。
ただし5倍速は3時間で切れるため、朝と夕方の移動前にそれぞれ動画を見ておく必要があります。
もう一つの落とし穴がタンクの本数で、最初は3本しかありません。
片道10kmを5倍速で移動すると約5タンク分になるため、途中で回収しないと満タンになった時点で貯まらなくなります。
公式ヘルプによると、タンクはマイルで交換できる「追加タンク」で最大10本まで、さらにユーザーランク特典で最大15本まで増やせます。
5倍速を動画なしで続けたい人向けには、7日間・30日間有効の「スピードアップ定期券」もマイルで交換できます。
歩数で貯める:1,000歩ごとに15マイル
歩数は1,000歩で足跡が1つ付き、1足跡あたり15マイルと交換できます。
初期状態では1日1万歩までしかカウントされず、足跡は最大10個です。
マイルで交換できるアイテムを使えば、上限は最大3万歩まで広げられます。
足跡は翌日に持ち越せず、毎日午前3時に「今日の歩数」がリセットされます。
寝る前にまとめて回収しておくのが、取りこぼしを防ぐいちばん確実な方法です。
広告視聴で獲得マイルを4倍に増やす
タンクや足跡を回収するとき、動画広告を見ると獲得マイルが15から60へ4倍に増えます。
移動のタンクは、ユーザーランクが上がると動画ありの獲得マイルが65〜100マイルに増えます(歩数の足跡は60マイルのままです)。
動画は30秒程度のものが多く、見終わるとボーナスガチャも回せます。
逆に言えば、動画を見ない人は本来の4分の1しか受け取っていない計算です。
トリマの獲得量は、動画を何本見るかでほぼ決まります。1万歩の足跡10個をすべて動画付きで回収すると10本の動画を見ることになり、これだけで5分ほどかかります。
ガチャ・アンケート・ミッションで上乗せする
移動と歩数以外にも、マイルを上乗せする手段がいくつか用意されています。
公式の説明文では、ガチャで最大1,000円分のマイルが当たるとされています。
ただ、景品は1等100,000マイルから7等メダル1枚までの7段階で、下位には10マイルやメダル、動画スキップ券も含まれるため、生活費の足しとして当てにするものではありません。
- ガチャ:回収時や広告視聴で回せる。最大1,000円分
- アンケート:回答するとマイルがもらえる
- ミッション:クレジットカード発行や口座開設で大きめのマイル
- 買い物:オンラインショッピングや旅行予約で貯まる
- 連携ゲーム:トリマソリティア・トリマナンプレ・トリマトリプルマッチ・トリマソートパズルで遊んで貯まる
- レシート:チェーン店のレシートを撮影して貯まる(初期は1日6枚まで)
- チェックイン:マップ上の宝箱に50m以内まで近づいて開けると貯まる
- 魚くじ・スロット:ボーナスで集めたメダルで挑戦できる
- 招待制度:知人の招待で始めると、招待した人・された人の両方に5,000マイル
招待制度の仕組み:両方に5,000マイル
トリマには招待制度があり、招待コードを入力して始めると、招待した人と招待された人の両方に5,000マイルが付与されます。
招待された側は、インストール後の画面で招待コードを入力し、そのあとマイページで会員登録と電話番号認証を済ませた時点でマイルが付きます。招待した側には翌日以降に付与されます。
5,000マイルは手数料込みのレートで約41円分です。
なお、公式ヘルプでは、招待コードによるマイルだけでは他社ポイントや商品引換券に交換できず、移動・歩数・レシートなどで一定のマイルを獲得する必要があると案内されています。
トリマはどれくらい貯まる?1か月の獲得マイルを試算
トリマで1か月に貯まる額は、移動と歩数だけなら数百円、ガチャやゲームまで使い込んで上振れしても1,000円強が現実的な目安です。
よく見かける「月1,500円」と「月100円」は、どちらも条件しだいであり得る数字です。
前者は通勤の移動と広告視聴をフルに使った人の数字で、後者は外出が少ない人の数字です。
では、どの条件でどちらに近づくのか。
移動・歩数・動画視聴の3つの条件から、順番に計算していきます。
1日あたりの獲得マイルの目安
1日の獲得マイルは、動画を毎回見る前提で、1万歩と往復20kmの通勤なら約1,200マイルです。
歩数の足跡10個×60マイルで600マイル、5倍速での移動10タンク×60マイルで600マイルという内訳です(ビギナーランクの場合)。
| 1日の条件 | 動画なし | 動画あり(毎回視聴) |
|---|---|---|
| 5,000歩のみ | 75マイル | 300マイル |
| 1万歩のみ | 150マイル | 600マイル |
| 1万歩+通勤往復20km(動画ありは5倍速) | 180マイル | 1,200マイル |
動画を毎回見ると、歩数だけでも獲得量は4倍になり、移動は5倍速も加わるので差はさらに開きます。
一方で、1,200マイルを受け取るには動画を22本前後(足跡10本・タンク10本・5倍速2本)見る必要があり、1日11分ほどを広告に使う計算です。
1か月で貯まる金額は数百円〜1,000円強
上の表の「1万歩+通勤」を30日続けると約36,000マイルで、交換レート(120マイル=1円)で割ると約300円になります。
ここにガチャの上位賞(1,000〜100,000マイル)や、ゲームミッション・アンケートの報酬が加わると、月の合計は大きく上振れします。
差の大部分は、ガチャ・連携ゲーム・ランク特典による上乗せです。
| 使い方 | 1か月の目安 | 手数料込みの金額 |
|---|---|---|
| 1万歩のみ・動画なし | 約4,500マイル | 約38円 |
| 1万歩+通勤・動画あり | 約36,000マイル | 約300円 |
| 上記+ガチャ・ゲーム・ランク特典 | 約150,000マイル(上振れした場合の目安) | 約1,250円 |
「月1,500円」の数字に注意
150,000マイルは、手数料を引く前の100マイル=1円で計算すると1,500円分です。実際に交換すると手数料20%が引かれ、約1,250円分になります。
私の歩数データで計算してみた結果
私のiPhoneに記録された2026年6月30日〜7月29日の30日間の歩数で計算すると、歩数だけのマイルは月2,220〜8,880マイル、金額にして約18〜74円でした。
30日間の平均は5,734歩で、1万歩を超えた日は3日だけです。
毎週水曜は在宅勤務なので、水曜の平均はわずか594歩でした。
足跡は1,000歩単位でしか付かないため、30日分を合計しても148個です。
上限を3万歩に広げても157個にしか増えず、アイテムと交換する意味はほとんどありません。
| 回収の仕方 | 30日間のマイル | 金額(120マイル=1円) |
|---|---|---|
| 動画を見ない(15マイル×148個) | 2,220マイル | 約18円 |
| 毎回動画を見る(60マイル×148個) | 8,880マイル | 約74円 |
数字を並べて、少し笑ってしまいました。
1日5本ほどの動画を毎日見ても、ひと月で缶コーヒー半分です。
外出の少ない会社員が歩数だけで貯めるなら、トリマは「ついでの小銭」以上にはなりません。
結果を左右するのは歩数より移動距離のほうです。
ほかのポイ活アプリやサイトと比べたいときは、月の目安・時給・面倒さを並べたポイ活の比較一覧も見てみてください。
トリマのポイント交換先とレート
トリマのマイルは、Amazonギフト券・dポイント・PayPayマネーライトなどに120マイル=1円のレートで交換できます。公式ヘルプの手順例では、PayPayマネーライトを12,000マイル(100円分)で交換しています。
交換先は豊富ですが、レートには手数料20%が含まれています。
貯める段階よりも、交換する段階で損得の差が出やすいアプリです。
トリマのマイルが手元の電子マネーやポイントに変わるまでの流れは、次のとおりです。
flowchart LR
A["移動・歩数でタンク<br>と足跡が溜まる"] --> B["回収してマイルに<br>(動画で4倍)"]
B --> C{"交換に必要な<br>マイルがある?"}
C -->|"はい"| D["交換申請<br>(手数料20%)"]
C -->|"いいえ"| A
D --> E["デジタルギフト経由で<br>各ポイントへ"]
交換先はAmazonギフト券・PayPay・dポイントなど
公式の説明文に載っている交換先だけでも、主要なポイントはほぼそろっています。
PayPayはPayPayマネーライトとして受け取る形です。
| 種類 | 主な交換先 |
|---|---|
| ギフト券 | Amazonギフト券、iTunesギフトコード |
| 共通ポイント | 楽天ポイント、dポイント、Pontaポイント、Vポイント |
| 電子マネー | PayPayマネーライト、nanacoポイント、WAONポイント |
| 現金 | 銀行振込 |
| その他 | コンビニで使える商品引換券(giftee経由) |
アプリからの他社ポイント交換は、デジタルプラス社の「デジタルギフト」を経由します(トリマのポイントサイトでは引き続きドットマネー経由で交換できます)。
ポイントが付与されるまでの日数は交換先ごとに異なり、交換完了画面に表示されます。銀行振込は3営業日程度です。
初めて交換するときは電話番号認証が必要です。
交換後の処理状況はトリマのサポートでは受け付けていないため、届かないときはアプリの[交換]→[他社ポイント]→[交換履歴を開く]から状況を確認し、デジタルギフト側に問い合わせます。
120マイル=1円と手数料20%の仕組み
トリマの交換レートは120マイル=1円で、手数料を除いた本来の価値は100マイル=1円です。
他社ポイント・商品引換券などへの交換には、交換手数料20%がかかります。
36,000マイルで300円分と交換すると、6,000マイルが手数料として引かれ、残る30,000マイルが300円になります。
| マイル | 手数料なしの価値 | 実際の交換額 |
|---|---|---|
| 36,000マイル | 360円 | 300円 |
| 120,000マイル | 1,200円 | 1,000円 |
| 150,000マイル | 1,500円 | 1,250円 |
ランクが上がると交換マイルが最大20%還元される
2025年4月に始まったユーザーランク制度では、前月の獲得マイルに応じて毎月1日にランクが決まり、交換時にマイルの一部が戻ってきます。
公式ヘルプによると、還元は手数料を除いた交換マイルに対してかかり、プラチナランクで300円分を交換すると30,000マイルの20%、つまり6,000マイルが戻ります。
プラチナなら手数料が実質ゼロになる計算です。
| ランク | 前月の獲得マイル | 交換マイル還元 |
|---|---|---|
| プラチナ | 300,000以上 | 20% |
| ゴールド | 100,000以上 | 5% |
| シルバー | 50,000以上 | 3% |
| ブロンズ | 10,000以上 | 1% |
| ビギナー | 9,999以下 | なし |
ランクが上がると、移動のタンクを動画付きで回収したときのマイル(ブロンズ65・シルバー70・ゴールド80・プラチナ100)とタンクの本数(ブロンズ+1本〜プラチナ+5本)も増えます。
とはいえ、プラチナは月300,000マイル、つまり手数料込みで月2,500円分を稼ぐ人のランクです。
私の歩数データでは歩数だけで月8,880マイルなので、ブロンズにも届きません。
トリマの危険性は?位置情報とバッテリーの注意点
トリマに詐欺や不正請求のような危険性はなく、注意すべき点は位置情報の提供とバッテリー・通信量の消費の2つです。
アプリは無料で、有料アイテムを買わない限りお金を払う場面はありません。
一方で、移動を記録するには位置情報を常に渡し続ける必要があります。
ここを「気にならない」と割り切れるかどうかが、トリマを使うかどうかの分かれ目です。
- 位置情報は「常に許可」が前提。移動の軌跡と滞在場所がアプリに残る
- GPSをバックグラウンドで使うため、バッテリーと通信量が増える
- 位置情報・歩数の偽装や、振り子・室内マシンなど移動を伴わない歩数は不正利用。マイル交換停止の対象になる
位置情報を「常に許可」にする必要がある
トリマで移動マイルを貯めるには、スマホの位置情報を「常に許可」にしておく必要があります。
アプリには1日ごとの移動の軌跡と、滞在した場所・時刻が記録されます。
自宅や職場の位置が記録として残るため、抵抗がある人は少なくありません。
プライバシーポリシーでは、特定の個人が識別されないよう加工した位置情報を第三者に提供し、広告配信や商圏分析、統計情報の作成などに使う場合があると定めています。
自分の移動データを数百円で提供していると考えて、納得できるかどうかで判断するのが現実的です。
どうしても「常に許可」に抵抗がある場合、位置情報を「アプリの使用中のみ許可」にすることもできます。
ただし公式ヘルプによると、この設定ではアプリを開いた地点同士の直線距離しかタンクに貯まらず、自宅から出かけて自宅に戻ってから開くとタンクは増えません。
さらに「移動していないのに歩数が多い」状態と判定され、マイル交換が停止される場合があるとも案内されているので、歩数だけで使うつもりでもおすすめしにくい設定です。
歩数カウントがずれる原因
トリマの歩数は、スマホに内蔵されたモーションセンサーの計測値をもとにカウントされます。
スマホ本体が揺れを検知して歩数を数える仕組みなので、スマホを持っていない間の歩きは記録されません。
そのため、スマホを机に置いたまま家の中を歩くとカウントされません。
カバンの中や手に持って揺らしたときも、機種によって数え方に差が出ます。
トリマの数字が少ないと感じたら、まずヘルスケアアプリなどの歩数と見比べてみてください。
iPhoneの場合、トリマの[マイページ]→[設定]→[計測方法]で、トリマの独自計測とAppleの「ヘルスケア」連携を切り替えられます。
ヘルスケア連携にすると、Apple Watchで計測した歩数も使えます。
歩数が増えないときは、設定アプリの[プライバシーとセキュリティ]→[モーションとフィットネス]でトリマがオンになっているか、低電力モードがオフになっているかも確認しましょう。
バッテリーと通信量の消費
GPSをバックグラウンドで動かし続けるため、トリマを入れるとバッテリーの減りは早くなります。
公式は「バッテリー消費を抑えつつ」記録すると説明していますが、ゼロにはなりません。
通信量で効いてくるのは、むしろ動画広告です。
毎回動画を見る使い方では1日に10〜20本以上の動画を再生することになり、Wi-Fiのない場所ではギガをじわじわ消費します。
動画はできるだけ自宅のWi-Fiにつないだ状態で、まとめて回収するのが節約のコツです。
バッテリーの減りがどうしても気になるなら、位置情報を使わない歩数アプリと比べてみるのも一つの手です。比較はバッテリー消費が少ない歩数ポイ活アプリ比較にまとめています。
トリマの評判・口コミは?App Storeのレビューから整理
トリマのApp Storeの評価は5点満点で4.3(約37万件、2026年10月11日時点)と高く、長く使われてきた定番アプリです。
一方で、直近のレビューは低評価が目立ち、2026年8月中旬〜10月9日の新しい順500件では★1が252件と約半数でした。8月のVer.10.4.0の頃から広告の長さへの不満が多く、9月のVer.10.4.3以降は動画スキップ券への不満が加わっています。
この500件から、よく出てくる声を良い評判と悪い評判に分けました。
| 良い評判 | 悪い評判 |
|---|---|
| 移動が多い人ほど貯まりやすい | 広告が長く、30秒〜1分以上のものが増えた |
| 交換先が多く、VポイントやWAONポイントにも替えられる | ×を押しても広告が閉じず、別のサイトへ飛ばされる |
| 交換がすぐ反映される | 広告を見たのにマイルが反映されないことがある |
| 5年以上無理なく続けられている、他のアプリより安定しているという声もある | 動画のおまけのガチャでマイルではなく「動画スキップ券」が当たる場合があり、実質の改悪と感じる人が多い |
| 問い合わせへの対応が早かったという声もある | 長い広告でバッテリーや通信量(ギガ)を消耗する |
良い評判:移動が多い人ほど貯まる
良い評判で目立つのは、「通勤や車の移動が多いとすぐ貯まる」という声です。
歩数だけでなく電車や車の移動でもマイルが貯まるため、移動距離が長い人ほど満足度が高い傾向があります。
交換先が多く、交換がすぐ反映された、長年使っても安定しているという声もありました。
悪い評判:長い広告と2026年9月の仕様変更
悪い評判のほとんどは広告に関するものです。
「広告が長い」「×を押しても閉じずにサイトへ飛ばされる」「広告を最後まで見たのに反映されない」という不満が多く、特にボーナスガチャの景品に含まれる「動画スキップ券」への反発が目立ちました。
公式ヘルプでも、動画視聴後のボーナスガチャの5等は動画スキップ券と案内されています。
基本の60マイルは付くものの、おまけのガチャでマイルの代わりに券が当たることがあり、「広告を見たのにマイルがもらえない」と受け止められています。
長い広告を何本も見るせいで、バッテリーやギガの消耗が気になるという声もありました。
レビューを読むときの注意点
直近のレビューはアップデート直後の不満に偏っているため、総合評価(4.3)とは印象がかなり違います。
また、★4〜5の122件のうち約3割(36件)は招待コードの紹介を含むレビューで、高評価がそのまま使い心地の評価とは限りません。
トリマのメリット・デメリット
トリマのメリットは「移動するだけで貯まる手軽さ」、デメリットは「広告視聴の手間と交換レートの低さ」です。
どちらも同じ仕組みの裏表で、手軽さを取るほど獲得量は減り、稼ぎを取るほど広告を見る時間が増えます。
メリット
・無料で使える
・電車や車の移動もマイルになる
・交換先が多く、現金化もできる
・起動しておくだけで記録される
デメリット
・動画を見ないと獲得量が4分の1
・交換時に手数料20%がかかる
・足跡は翌日に持ち越せない
・位置情報とバッテリーを使う
メリット:無料で移動がそのままマイルになる
トリマのいちばんの強みは、いつもの移動がそのままマイルになる点です。
歩数系のポイ活アプリは多いものの、電車や車の移動距離まで対象にしているアプリは多くありません。
通勤で片道10km以上移動する人なら、歩数の少ない日でもタンクが溜まります。
交換先も主要ポイントがほぼそろっていて、公式ヘルプの手順例のように12,000マイル(100円分)から交換できる交換先もあります。
新しく何かを始める必要がなく、生活を変えずに続けられるのは大きな利点です。
デメリット:広告視聴の手間と交換レートの低さ
トリマの弱点は、稼ごうとするほど広告を見る時間が増えることです。
1日1,200マイルを受け取るには動画を22本ほど見る必要があり、1本30秒なら11分です。
11分で約10円と考えると、時給は55円ほどになります。
さらに交換時には手数料20%が引かれ、まとまった額に替えるにはそれなりのマイルを貯める必要があります。
私の歩数データ(歩数だけで月8,880マイル)なら、300円分の36,000マイルに届くまで4か月以上かかる計算です。
トリマはおすすめできる?向いている人・向かない人
トリマは、通勤や仕事で毎日10km以上移動し、動画広告を見るのが苦にならない人に向いています。
逆に、在宅中心で歩数も少ない人には、手間のわりにリターンが小さすぎます。
私の場合は後者で、歩数だけでは月74円が上限でした。
それでも、車でよく出かける家族のスマホに入れる、といった使い方なら話は変わります。
向いている人
・電車や車で毎日10km以上移動する
・スキマ時間に動画を見るのが苦にならない
・月数百円でもコツコツ貯めたい
向かない人
・在宅勤務が多く、1日の歩数が5,000歩前後
・広告を見る時間がもったいないと感じる
・位置情報を常に渡すことに抵抗がある
判断に迷うなら、1週間だけ動画を毎回見る使い方を試し、貯まったマイルを7で割って30を掛けてみてください。
その数字を120で割った額が、あなたの生活でのトリマの月収です。
月100円を下回るなら、アンインストールしてバッテリーを取り戻すのも立派な選択です。
トリマについてよくある質問
トリマを始める前によく調べられている疑問を、8つに絞って短く答えます。
数値はすべて2026年10月11日時点の公式ヘルプの仕様と、本文の試算にもとづいています。
交換レートやランクの条件は改定されることがあるので、交換前にはアプリ内の表示も確認してください。
Q1. トリマは1日どれくらい貯まる?
1万歩と往復20kmの通勤で、動画を毎回見れば約1,200マイル(約10円)です。
動画を見ない場合は5倍速も使えないため、約180マイルにとどまります。
Q2. トリマの交換レートは?
120マイル=1円です。
手数料を除いた本来の価値は100マイル=1円で、交換時に20%が手数料として引かれます。
Q3. トリマは何マイルから交換できる?
交換に必要なマイル数は交換先ごとに異なり、交換画面の「交換金額を選ぶ」で確認できます。
公式ヘルプの手順例では、PayPayマネーライトを12,000マイル(100円分)で交換しています。
Q4. トリマのマイルに有効期限はある?
あります。最後にマイル・メダル・動画スキップ券のいずれかを獲得した日の180日後が有効期限で、獲得するたびに自動で延長されます。
毎日使っていれば失効しませんが、歩数の足跡は午前3時にリセットされるため、その日のうちに回収する必要があります。
Q5. トリマは電車や車の移動でも貯まる?
貯まります。
徒歩に限らず、電車・車・自転車の移動距離もタンクに溜まります。
Q6. トリマは危険なアプリ?
地図データ会社のジオテクノロジーズが運営する無料アプリで、詐欺や不正請求の心配はありません。
注意点は、位置情報を常に提供することと、バッテリー消費が増えることです。
Q7. トリマは機種変更でマイルを引き継げる?
引き継げます。新しい端末にトリマを入れ、以前と同じログイン方法・メールアドレスで再ログインすればデータが戻ります。
進行中のミッションやヘルスケア連携の設定は引き継がれず、1アカウントは1台までなので、古い端末ではログアウトしておきましょう。
Q8. トリマの招待制度とは?
知人から伝えられた招待コードをインストール後の画面で入力し、会員登録と電話番号認証まで済ませると、招待した人と招待された人の両方に5,000マイルが付与されます。
ただし、招待コードによるマイルだけでは交換できません。
まとめ:トリマは移動が多い人ほど貯まる
トリマは、移動距離と動画視聴の量がそのまま月の稼ぎになるアプリです。
私の歩数データでは歩数だけで月18〜74円にとどまり、歩くだけで大きく稼げるアプリでないことははっきりしました。
【要点まとめ】
- 移動は10km(5倍速なら約2km)で1タンク、歩数は1,000歩で1足跡。どちらも1つ15マイル、動画で60マイル(移動はランクで最大100マイル)
- 1か月の目安は、移動と歩数だけなら数百円、ガチャやゲームまで使って上振れしても1,000円強(手数料込み)
- 交換レートは120マイル=1円(手数料20%込み)。交換に必要なマイル数は交換先ごとに異なる
- ランク制度で交換マイルが最大20%還元されるが、プラチナは月300,000マイルが条件
- 危険性は低いが、位置情報の常時提供とバッテリー消費は避けられない
通勤で毎日電車や車に乗るなら、トリマは入れておいて損のないアプリです。
在宅の日が多いなら、まずは1週間試して、自分の移動量でいくらになるかを確かめてから続けるかどうかを決めてください。
缶コーヒー1本分に届くかどうかは、歩数ではなく移動距離が決めます。






