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雑記

書籍「最高の勉強法」から学ぶ、最速で最高率で読書や技術の身につけ方

知識を効果的に身につけたいから最高で、最強で、最高率の勉強法を身に着けたいなと思い、「最高の勉強法」を読んでみました。

結果、自分の過去の勉強体験と、この本の内容から最高の勉強法の結論が出ました。

効果がない勉強法

効果がないとされていると勉強法は学生時代、誰もがやったことがあるであろう勉強法でした。

繰り返し読む

完全に学生時代の試験対策でした。

学生時代、試験前になると教科書や参考書を繰り返し読んでいました。当時の私は、

「読めば読むほど頭に入る」

という自己流勉強法を信じていたのです。

あまり良くない勉強法だったようです。

ノートに写す

これも完全に学生時代の授業の受け方ですね。そもそも授業自体がノートを写すこと推奨のような空気感が漂ってますよね。できる人はノートの取り方も工夫したり、重要な点に絞ったりしていると想像できます。

ノート丸写しは論外として、自分なりの言葉でまとめるのはアウトプット要素も含まれてくるので、多少効果はあると思います。

ノートやメモの取り方については別でやり方があると思うので、気が向いたらそちらにまとめます。

ハイライトや下線を引く

これも完全に学生時代の授業の受け方ですね。これはみんなやりがちな勉強法かと思います。経験上、勉強できる人もできない人もみんなこれしてたと思います。

ただ、覚えるべきところに線を引いて目立たせるためならば効果はあると思います。

線を引いたところを効果のある勉強法を使って覚えていけばいいんです。

効果のある勉強法

さて、ここからはいちばん大事なところ、効果のある勉強法です。

graph LR A[効果のある勉強法] --> B[アクティブリコール] A --> C[分散学習] A --> D[精緻的質問と自己説明] A --> E[インターリービング]

アクティブリコール

アクティブリコールとは学んだ内容を何度も思い出す勉強法ですね。簡単な例で言うと暗記カードでしょうか。

学んだ内容を自分の言葉で説明したり、問題を解いてみることで知識の定着度が上がります。

これは読書法とかそのへんの本とも繋がってきます。読書法によるとアウトプットが大事であるという話がよく出てきます。本を読んだら内容をアウトプットしないと知識が身につかないというわけですね。

アウトプットするにもやはり思い出す作業が必要になりますから、アクティブリコールは大切なんでしょう。

graph LR A[アクティブリコール] --> B[思い出す] --> C[アウトプット] --> D[知識の定着]

分散学習

一気に詰め込むのではなく、時間を空けて何度も復習することが大切なのだそう。アクティブリコールと組み合わせて、時間を空けて何度も思い出すことによってより学習効果が期待できそう。

例えば、8時間連続で勉強するよりも、2時間を4回に分けて勉強したほうが良いってことですね。試験前の一夜漬けとか微妙っていうことになります。

graph TD A[8時間連続の学習] --> C{学習効果} B[2時間を4回に分けた学習] --> C C -->|高い| D[分散学習] C -->|低い| E[一夜漬け]

精緻的質問と自己説明

精緻的質問と自己説明とは、なぜそうなるのかを考え、理解を深めましょう、ということです。なぜそうなるのかが説明できないと知識として定着していない状態ってことですね。

例えば、タイヤは丸いと覚える場合、なぜ丸いのかまで考えて理解を深めると良いでしょう。

普段から歩いている時に、例えば、何故信号は青いのだろう?と疑問を持つ癖をつけると良いでしょう。

インターリービング

インターリービングとは、複数の科目や題材を組み合わせて学習することです。

例えば、IT知識のネットワークの勉強にインターリービングを使いたいとしよう。その場合、ネットワークだけでなく、セキュリティやデータベースも交互に勉強していくことで、理解が進むようになるわけです。

複数の組み合わせにより、応用力が身につきます。

おまけ、記憶術

イメージ変換法

イメージ変換法は昔からよくある文字をイメージに結びつけて覚える方法です。

例えば、14という数字は石とか医師のイメージに変換して覚える等ですね。覚えやすさはあると思いますが、いちいち変換作業が入るので、面倒くさいなという印象です。

ストーリー法

ストーリー法は覚えたいものを繋げてストーリーとして覚える方法です。

具体例としては、中国の歴代王朝が挙げられてます。
夏→商→周→…を以下のようにストーリーにします。
夏に商人がやってきて、シュークリームを売りに来る…

こちらもストーリーに変換作業が入るので、何でもかんでもストーリーで覚えるというよりは、ピンポイントで使っていくものかと思います。

場所法

場所法は頭の中に自分の馴染の場所を思い浮かべて、そこに覚えたいものを配置していく記憶法です。

よく記憶を競い合う時に使われる方法です。長期的に覚えておくというより、短期の記憶勝負とかには使えそうですね。

おまけ、勉強に関する心、体、環境の整え方

ここからは勉強に関するおまけ知識です。

勉強のモチベーション

勉強法を身に着けても、勉強に対するモチベーションがないと意味がなくなってしまいます。

そもそもモチベーションが低いのに、勉強なんかしなくてもいい時代ですし、モチベーションを高めるというよりは、モチベーションが高まるような興味のある分野を見つけて、それを勉強した方が早そうですね。

勉強のヒント

ここでは勉強の環境を整えることが大事なのですが、1番の敵はやはりスマホですね。

スマホは他の書籍でもよく悪者として登場します。スマホの不要なアプリを消す、通知は最低限にする、スマホを見えないところに置く、あたりはマストでやっておかなければいけないことでしょう。

スマホは勉強の環境以前に集中力を奪ったり、脳を疲れさせたり、時間を奪ったり、いいことはほとんどありません。

睡眠と運動

睡眠と運動については勉強に限らず、健康にも大事な要素です。睡眠と運動をすることで勉強の効率が高まるので、積極的に行っていきましょう。

まとめ

今後、読書や勉強をどのように進めていくか、結論が出ました。それが以下のフローです。

graph TD A[読書,勉強をする] --> B[内容を思い出しながらブログ,SNS等でアウトプット] B --> C[時間をおいて,ブログ記事のリライト,類似的なことはまとめて学習する]

さらに、時間をおいて、ブログ記事のリライト。類似的なことはまとめて学習する。

結局アクティブリコールが最強ってことでいいんじゃないでしょうか。受験生なら暗記カード、社会人なら書評ブログですな。

ちなみにこの記事を書くことも知識の定着に役立ってくれています。

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