仲値EAとは?
仲値(なかね)とは、午前9時55分のレートを元に銀行が午前10時に窓口に公示するレートのことで、TTSとTTBの平均値です。
企業などがこの仲値にかけてドル買いを行うと言われており、ドル円のチャートが午前9時55分に向けて上昇すると言われております。
この上昇を狙うのが仲値トレードです。
こういった根拠の元にトレードをしているため長期フォワードが良好なEAが多く、優位性があり、ロジックが単純であるためカーブフィッティングになりにくいEAが多いのではないかと思います。
仲値EAの種類
東京仲値
取引を見るとほぼ毎日、東京時間午前9時30分買いエントリーをして、東京時間午前9時55分売りをしているようです。
1ポジションで短い時間でスキャルピングを行うEAになっているようです。エントリーロジックは単純そうです。
買いのエントリーの方はほとんどが9時54分の決済に対して、売りの方は決済時間にバラつきがあります。
2017年からのフォワードがありますので長く利益を出し続けているEAということがわかります。
東京神話
あの人気EAのFlashesの開発者であり、ロビンスカップの受賞者の方が開発したEAともあり性能には期待できるかと思います。
こちらはゴトー日または金曜日の前夜に仲値に向けてポジションを仕込むタイプのEAになっております。
発売して間もないですが、高勝率、高プロフィットファクタを維持している素晴らしいEAとなっております。
梓弓_USDJPY、
ゴトー日の東京時間の9時半に買い、毎日9時54分に決済、9時55分に売り、15時に決済をしているEAです。
2017年からフォワードがありますが、単純なロジックで利益を出せていることから仲値の優位性を証明しているかなようなEAです。
実績だけで言えばNo.1のEAと言えるのではないでしょうか。
時間は平等
こちらはそのままでも使えますし、カスタマイズ性に優れた仲値EAとなっております。
時間や曜日で取引を制御できたりと上級者にも扱えるEAとなっております。
ドル円だけではなく他通貨ペアでも利益がでる設定をさがして稼働することができます。
ルールメイカー
公式フォワードは微妙ですが、こちらはカスタマイズ次第で化ける可能性を秘めておりましたので紹介します。
主に上級者向けのEAになります。
時間は平等よりもさらにカスタマイズ性を高くしたEAという感じでRSIやボリンジャーバンドまでカスタマイズでき、通貨ペアやトレード条件を自分で決めてオリジナルEAが作成できます。
勿論仲値トレードもこちらのEAで可能です。
作者さんが複数のセットファイルを用意してくれているのでこれ一つで複数のEAを運用することができます。
まとめ
シンプルロジックのEAからカスタマイズ性に優れるEAまで様々なEAを紹介しました。
ご自身に状況に合わせてEAを選択してみてはいかがでしょうか。