食べ物は人に合う食べ物、合わない食べ物があるように、投資にも人に合っている手法、合わない手法があります。
ではFXトレードにはどのような種類があり、それぞれのトレードにはどのような人に合っているのでしょうか。
スキャルピング
スキャルピングとは短い時間で利益を狙うトレードスタイルの名前です。
自動売買で言うスキャルピング系EAとはエントリーから利益確定まで数分から数時間のものを指すことが多いです。
スキャルピングは時間がない人、効率よく稼ぎたい人に向いています。
働きながらトレードをする人などはよくあるのが、17時、18時に仕事が終わり帰ってくるのが、19,20時になるでしょう。
そこからご飯、お風呂、家事があり、寝るのが12時だとするとトレードできる時間は2~3時間というところでしょうか。
そのような短い時間でトレードをしなければいけない人にとってはスキャルピングは有効です。
またスキャルピングは損切幅が小さくなりますので、それだけ大きなロットで取引ができます。
大きなロットで取引できる、つまりハイレバレッジな取引が可能ということです。
スキャルピングはトレード頻度が多くなりますので、それだけ稼げるスピードも速くなります。
ただし、スキャルピングは上位足の相場環境や値動きも考慮にいれないといけないため、難易度が高いです。
慣れないうちはなるべき上位足でスイングトレードすることをおすすめします。
自動売買においてのスキャルピングとは
自動売買にはスキャルピングEAが数多く存在しています。
その多くが数pipsから数十pipsの利益確定に設定されており、損切幅がかなり大きく設定されています。
いわゆる損大利小です。
損大利小のEAは勝率重視なので、勝率が高く資産曲線も右肩上がりになりやすく見栄えがいいかもしれませんが、
大きなリスクを孕んでいるということを覚えておくべきです。
ちなみに私はこのようなタイプのEAはなるべく使用しない方針で自動売買を行っています。
スイング
スイングトレードとはエントリーから利益確定まで数日から数ヶ月と比較的長い期間を要するトレードスタイルです。
スイングトレードはゆったりトレードしたい人に向いています。
スキャルピングはどうしてもチャートに張り付いてずっと相場を監視していないといけませんが、スイングなら数時間や数日に一回チャートを見るだけでトレードできます。
取引回数は少なくなりがちなので、ロットを大きくしないとある程度の利益が見込めません。
自動売買においてのスイングとは
スキャルピングの人気が高いため、あまり目立つことが少ないEAと言えます。
しかしながらスイングのEAのほうが長期的に見れば、安定するのではないかと思います。
長期間の稼働を考えるならばスイングのEAを考慮にいれるべきでしょう。
その他特定の条件を狙ったトレード
特定の条件とは例えば窓と言われるチャートに穴が空いたような形や、指標などによる急な値動きを狙ったトレードです。
窓埋めを狙ったトレードとは
市場が停止している間にほかの場所で取引が行われるとチャートに窓のような空間ができる場合があります。
この空間を埋めるような動きを狙ったトレードが窓埋めトレードです。
窓埋めトレードは専用のトレーダーがいるほど有名な現象で窓埋め専用のEAが存在したりします。
急な値動きを狙ったトレードとは
投資では要人の発言や経済指標の発表によってチャートが大きく動くことがあります。
このような大きな動きを狙ってトレードをすることも可能ですが、急な値動きに反応するには常にニュースとチャートを監視していなければなりません。
そういった手間をEAで24時間監視し、自動的にトレードを行ってもらおうというわけです。
急激な値動きを狙ったトレードはこちらで紹介しています。
くるくるワイド
ナンピンはトレードに負けたくない人、コツコツ稼ぎたい場合に有効です。
ナンピンは危険というイメージがあるかもしれませんが、危険なのは計画性のないトレードです。
自分のポジションがとりうる損失の範囲を計算し、資金管理を徹底すれば絶対に負けることがないトレードも可能です。
ナンピン投資法としてはくるくるワイドという投資法があります。
くるくるワイドはこちらで紹介しています。